TYT-175

管理番号： TYT-175
妖異通称： シャッガイの昆虫/シャン/妖虫
危険レベル： レベル3
遭遇した場合は対象に気付かれないよう最大限の注意を払いつつ退避してください。物品や事象の場合、直ちにその場から離れます。非常に危険な対象です。もし貴方の存在が相手に認識された場合、生命に関わる危機的状況に陥っていると考えるべきです。
対応状況： 調査中。

TYT-175

● [ 非公開 ]

● 全世界各地において目撃情報が確認されています。

人間に寄生し行動する妖異です。昼間に活動することはありませんが、夜中になると宿主に悪影響を及ぼします。万が一遭遇した場合は、直ちに退避行動を取るようにしてください。

[機密制限：丙級]

・本妖異は元来、地球外生命体であったのではないかと推測されています。
・魔導系の古文献によれば、彼らは高度な文明を築いていた種族であり、アザトース信仰を持っていたとされています。その母星が別宇宙から飛来した神性によって破壊されたことによって宇宙を彷徨い、その結果として一部が英国のゴーツウッドの森に到達したようです。
・これまで行われた本妖異への対応から判明していることは、この対象が非常に残忍な性質を持っており、捉えた獲物を拷問することを好むということ、また脳に入り込むことでその人間を支配することが可能であるという点です。
・またシャッガイの昆虫を退散させるための呪文が[ 検閲 ]に記載されていることが確認されています。
・目撃者からの通報があった際は、通報者及び関係者、彼らが接触した可能性がある人物全員に対してX線検査を行います。寄生が確認された場合、直ちに拘束しますが、逃走の恐れがある場合はその場で[ 検閲 ]します。

帝国妖異対策局では本妖異を発見次第、即時駆除に務めています。対象を目撃した場合は直ちに帝国妖異対策局若しくは最寄の警察までご連絡ください。

防衛省・警察他、様々な組織が本妖異の捕獲・駆除に対して報奨金を用意しています。
詳細については各組織に直接ご確認ください。

なし