tyt-089

管理番号: TYT-089
妖異通称: デジタル監禁
危険レベル: レベル3
遭遇した場合はなるべく回避・退避します。物品や事象の場合、接触は避けるべきです。このレベルの対象は直ちに脅威となる存在ではありませんが、関わりを持つことは避けるべきです。
対応状況: 帝国妖異対策局より捜索が随時行われています。


TYT-089

● インターネットカフェ■■における消失事件
平成25年12月5日帝国内にあるインターネットカフェ■■にて、パソコンを数人で利用した客が、店員の目の前でパソコン内に引きずりこまれる事件が発生。その後の調査によりデジタル監禁に監禁され、断末魔がパソコン上に記録されています。

● 帝国内にあるパソコンを中心に出現していますが、その頻度は高いとは言えません。

インターネットを媒介して、パソコンやスマホなどに現れる妖異。その名の通り、デジタルの世界で人を取り込んで監禁行為を行います。人の恐怖やおびえを何よりも栄養にしているのが特徴。すぐに殺さず、パソコン内などにとりこみ監禁した人間が右往左往するのを楽しんでいるそぶりさえあります。その行動は妖異と言うよりはサイコパス的なものを感じさせます。

[機密制限:丁級]
デジタル監禁についての調査が行われています。元々森林で人を隠す(行方不明)力を持つ妖異が、森林開発で居場所を失い、現代機器に居場所を求めてデジタルワールドにはいりこんだようです。ただそれだけであれば、人を隠すだけにすぎませんでしたが、事態はある監禁魔の男を隠してしまったところで、大きく変貌します。 監禁魔は妖異にとりこまれた際、妖異の精神を圧倒して、自我を乗っ取ったと推測されます。その後は人間を取り込み殺すと言うより、監禁して苦しめることに重点を置いているようです]
[機密制限終了]\\

帝国妖異対策局では報告の推奨し、ネットワークの監視を随時行っています。

ネットワークの管理会社、団体が協賛して懸賞金がかけられています。




CREDIT

© 2019 佐和島 ゆら
License: CC BY 4.0
画像はpixabayより引用(Pixabay License)。

評価
 stars  from 1 votes
  • tyt-089.txt
  • 最終更新: 2019/06/02 10:28
  • by hachistudio