tyt-031

管理番号: TYT-031
妖異通称: 旧神の印
危険レベル: レベル1
遭遇した場合はなるべく回避・退避します。物品や事象の場合、接触は避けるべきです。 このレベルの対象は直ちに脅威となる存在ではありませんが、関わりを持つことは避けるべきです。
対応状況: 調査中。


TYT-031 印が見易いようにデジタル加工しています。

● [非公開]

● 世界各地で発見されています。

魔物を封印・退散させることができるとされている古代のサインです。旧神の印とも呼ばれており、旧き神々の一柱である女神ヌトス=カアンブルによって生み出されたものであるという伝承の存在がメイヤーズ草稿に記述されています。印のデザイン自体にはいくつかバリエーションがあるようですが、中央で分岐した線状の星の形は共通しています。対妖異的効果が、デザインだけで発生するのか、儀式等の一定手順が必要なのかについては現在調査中です。ただ印の意味を知る者に対して、このサインを示すことで少なからず動揺をもたらすことが可能であることは間違いありません。ただし、却ってそのことで相手を強く刺激しただけの結果となることも多いようです。

機密制限:丙級

機密制限:丙級

・1930年代のFBI調査資料の中において、マサチューセッツ州エセックス郡の港町において、ザドック・アレンという人物より旧神の印について情報を得たということが記されています。
・その後の研究調査で、一定の素材と儀式手順を経ることによって、特定の妖異に対して魔術的な効果が得られることが確認されています。帝国妖異対策局では、対ダゴン教団戦において二度この印を使った零式を実行し、そのいずれにおいても十分な戦果を得ることに成功しています。

この印が施されている場所や周辺に妖異が存在する、あるいは存在していた可能性が高いため、帝国妖異対策局ではサインを発見次第、調査を行っています。

懸賞金は懸けられていません。

CREDIT

© 2019 HachiStudio
License: CC BY 4.0

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  • tyt-031.txt
  • 最終更新: 2019/06/09 22:27
  • by hachistudio