TYT-029 - 木人
管理番号: TYT-029
妖異通称: 木人
危険レベル: レベル3
遭遇した場合は対象に気付かれないよう最大限の注意を払いつつ退避してください。物品や事象の場合、直ちにその場から離れます。
非常に危険な対象です。もし貴方の存在が相手に認識された場合、生命に関わる危機的状況に陥っていると考えるべきです。
対応状況: 現在捜索中。
外観
関連事件
● ■■の生け贄事件
19■■年、■■月■日、木人信仰に影響された■■が■■村にあった神社にて、木人へ帝国女性を生け贄に捧げる事件が発生。
広域情報
● 現在、甲信越地方の一部山麓にて発生、目撃されています。
ポイント
古典で登場する木の神でありましたが、時代を経るにつれて神通力を失い妖異となった存在です。
かつては穏やかな存在とされていましたが、妖異化が強まるにつれて力を求め、人を食らうようになりました。
外観は木の肌を持つ人間のような形をしています。大きさは目撃者によってまちまちですが、人型に近いサイズのものであればあるほど
強力な力をもっているとされています。
平成■■年、山麓での目撃では、木人が複数で歩いていることが確認されています。木人同士で、協力関係を築けるほどの知能はあるようです。
機密制限:丁級
甲信越地方にある■■村は古来から木人信仰が行われていました。
木人に供物をあたえることで、豊作祈願をしていたと考えられています。
しかし木人自体の神通力がなくなっていくにつれて、供物は動物、やがて人柱となっていきました。
過激な供物の上でも、木人の神通力はなくなり続け、村はやがで木人信仰を破棄。
しかしそれが結果として、血を求める木人を怒らせることになり、18■■年に木人は■■村を襲撃。
一人残らず殺害し、その体を食べ尽くしたと思われます。
翌日■■村をおとずれた人は、村の崩壊を確認、しかし村人の死体を一体も発見できていません。
対応詳細
人の血を求め山麓を徘徊するという木人の特徴から、帝国妖異対策局では定期的な探索が行われています。
懸賞金
甲信越猟友会より、退治した際に多額の報酬金が用意されています。特に20■■年までに退治した場合は、報酬額を上げるとしています。
映像情報