基本用語

基本用語

局長《きょくちょう》
帝国妖異対策局の局長です。前局長は男性でしたが、現局長は女性です。帝国においては、古来より名前の持つ呪術的な力の行使が行われてきました。現代においては、ただの伝統的な文化としての側面においてのみ語られるだけとなっています。しかし、今も密かに伝承されている呪術や霊能、また霊術や零式の分野においては、いまだ確かな力を持っているため、零術師は基本的にその真名を隠しています。帝国妖異対策局の局長は基本的に零術若しくは零式の資格が要件となっているため、日常的には役職名でのみ呼ばれるのが普通です。真名ではない、一般の臣民名については帝国官報にて確認することが可能です。

警察庁妖異特捜調査部《けいさつちょうよういとくそうちょうさぶ》
警察庁内にある妖異関連の事件を捜査する部署です。

警視庁妖異特捜三課《けいしちょうよういとくそうさんか》
警視庁内にある妖異関連の事件を捜査する部署です。

帝国防衛省零式庁《ていこくぼうえいしょうれいしきちょう)》
宮内庁が管轄する零術師の中でも1級以上の資格を有する者の中で、神格級の召喚が可能な者は零式庁に所属します。零式庁では神格級の召喚の管理を行っており、零式士が神格級の召喚を行う際には零式庁への申請が必要となります。

帝国公安調査庁《ていこくこうあんちょうちょう》
公共の安全の確保を図ることを任務として、国内外の諸団体・国際テロ組織に対する情報活動を行う治安・情報機関。妖異に関連する情報の収集・分析については、帝国妖異対策局と常に連携をとっています。

帝国妖異対策局《ていこくよういたいさくきょく》
危険な妖異から帝国を防衛するために設立された組織です。帝国防衛省妖異対策庁の管轄下、帝国の各地に局が設置されています。

Hachi《はち》
帝国妖異対策局■■■■に配属された帝国撫子型アンドロイド。広く普及している撫子型と異なり、世界に8体しか存在しないアーキタイプの1体。

花街《はなまち》
地下売春組織。妖異による性的サービスを顧客に提供しています。ハイソサエティに属する人々を対象とした『人外っ娘倶楽部』と、一般富裕層を顧客とした『モンスター☆ギャルズ』を運営していることが判明しています。人間を半妖にして顧客サービスを提供していたこともあるようです。

不破寺真九郎《ふわでらしんくろう》
帝国妖異対策局に所属している山鬼族の少女。人間と比較すると凡そ倍の寿命を持つ鬼族の中では、まだ少女とみられる年頃ではあるが、生まれてからの年数としては30年経っているようです。

三浦糸按《みうらしあん》
御浦神宮の宮司。宮司になったのは帝国松華院女子高等学校一年の時。父親であった先代が妖異現象によって命を落としたことで急遽跡を継ぐこととなりました。彼女自身には霊能力を持たず、零式技能も有していませんが、そうした能力を高度に有する者が彼女を霊視しようとするとSAN値が削れられることがあるようです。

妖異《ようい》
世界の理を外れたモノ、具体的には現代科学では説明のつかない存在や事象を帝国妖異対策局では妖異と呼んでいます。

幽冥界研究資料《ゆうめいかいけんきゅうしりょう》
大正12年に出版された友清歓真氏が編纂した妖異に関する研究資料。

  • 基本用語.txt
  • 最終更新: 2019/09/09 18:01
  • by tytman