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TYT-085 - 黄泉鼠

管理番号:TYT-085
妖異通称:黄泉鼠/夜見鼠
危険レベル:レベル1
遭遇した場合には速やかにその場を離れるようにしてください。 この妖異自体が人間に危害を加えることはありませんが、近くに高脅威度の妖異が潜んでいる可能性が高いです。


画像は捕獲された黄泉鼠。

●羽目琉村児童集団失踪事件

1962年5月、長野県茅野目市羽目琉村で黄泉鼠が大量発生。対応に困った村が、そのとき偶然村に滞在していた鼠駆除業者の笛吹道夫に駆除を依頼。翌朝には村から黄泉鼠が一掃されたものの、報酬について村と笛吹の間でトラブルが発生。村の対応に怒った笛吹は報酬を受け取らないまま姿を消し、その翌日、村の児童13名が行方不明となる事件が発生しています。笛吹の所在は現在に至るまで掴めていません。笛吹と児童行方不明事件との関連性については不明のままです。

●帝国全土、特に山深い区域において黄泉鼠若しくは同種の妖異の目撃情報があります。

大きさは普通の鼠と変わりません。一番の特徴は大きな目であり、捕獲した個体の調査解剖によって、人間の目とほぼ同じ構造であることが判明しています。遭遇事例の中には、人語を解すると思われる行動を取る個体もありました。人語を理解する鼠については、千葉県の蛙神務神社に、混沌神の御使いである人面鼠の伝承が残されており、その特徴の多くが黄泉鼠と共通しています。

目撃者の証言によると、黄泉鼠が現れるとこちらを見つめながら、その場でジッと動かずにいるようです。近づくと、少し離れてまたこちらを見て待っているということを繰り返します。証言者の多くが、そうして不注意に黄泉鼠を追いかけていくうちに、気が付くと相当山深くまで入り込んでしまいます。また誘い込まれた結果、崖淵などの危険な場所や、熊などの危険な動物や[非公開]等の妖異に遭遇した者もいました。

このような事例から、黄泉鼠が人に直接危害を加えることはないものの、近づく人間を危険な状況へと誘う存在であると考えられます。

帝国妖異対策局では黄泉鼠を発見しだい駆除するようにしていますが、一般人でも十分駆除可能であることから、積極的に駆除活動を行うことはありません。ただし黄泉鼠が目撃される周辺には脅威となる妖異が潜んでいる確度が非常に高いことから黄泉鼠に関する情報には常に注意を払っています。

各市区町村にて個別に懸賞金が掛けられている場合があります。詳細については各地方公共団体のホームページをご確認ください。


CREDIT

Author: HachiStudio/帝国妖異対策局
License: CC BY 4.0

  • tyt-085_-_黄泉鼠.txt
  • 最終更新: 2019/05/01 08:19
  • by hachistudio