TYT-038 - 異界転送装置

管理番号: TYT-038
妖異通称: 異界転送装置
危険レベル: レベル2
遭遇した場合は直ちに退避行動を取ります。物品や事象の場合、近づくことも避けるべきです。 警戒すべき対象です。なるべく早い段階でその場から退避する行動を取るべきです。
対応状況: ラドミル・テスラ博士を捜索中。


TYT-038

● インドネシア航空機失踪事件
・■■■■年■■月■■日 インドネシアの航空機が北米に向かう途中の太平洋上において失踪した事件。同機には、ラドミル・テスラ博士が搭乗していました。

● [ 非公開 ]事件
・■■■■年■■月■■日。■■■大学の■■■研究所において行われた転送実験において、実験に参加した研究員や学生含む18名のうち、4名が死亡、11名が失踪した事件。死亡した4名は、壁に身体の半分が埋まった者、下半身が頭足類状に変化した者、血液や骨がゼリー状になった者、[ 検閲 ]と異常な状態で発見されています。また生存した3名のうち2名は精神に異常をきたしており、現在も回復の見込みはありません。テスラ博士は事件の直後に、実験室を出て空港へ向かったことが確認されています。

● なし

TYT-038はラドミル・テスラ博士が開発した異界転送装置です。装置は回収され現在[ 検閲 ]にて解析が行われていますが、その原理や内部構造、動力源については現在のところ何もわかっていません 実際に装置を稼働させることによる転送は確認されておらず、[非公開]事件の生存者の証言と状況証拠だけに依っています。

[機密制限:丙級]

[機密制限:丙級]

・■■■■年■■月■■日に、本装置を移送中の[ 検閲 ]が謎の武装集団によって襲撃されました。幸いこれを撃退することに成功しましたが、その後の調査により、複数の要監視団体が本装置の奪取を目論んでいることが判明しています。


《録音記録》
事件直後、最初に現場に到着した警官と生存者(学生)とのやりとりの一部。

[ 警官が現場に到着後、生存者(学生)の発見に至るまでの部分は省略。 ]

警官:なんてこった……。

[ 他の生存者2名はうわ言を繰り返している。 ]

学生:お、おまわりさん!

警官:君は無事なのか? いったい何があった!

学生:あの、えと、あの、沢山の人があの、実験で、あの装置で、あのその……。

警官:わかった。何があったかについては後で聞くから、まずは君の身体の状態について教えてくれ。どこか怪我をしていないか?

学生:あっ、えっ、あの、えっと、その、だ、だだだ大丈夫みたいです。

警官:そうか。よかった。とりあえずパトカーの中で横になっているといい。間もなく救急車も到着するはずだ……。

[ 警官が無線で応援を呼ぶ ]

無線に呼応するかのように、異界転送装置が振動し、しばらくして電源が落ちたかのように完全に静止する。

警官:なななんだ!?

学生:ひっ!?

《終了》


《インタビューログ》 生存者(学生)に対するインタビュー。入院3日後に心身ともに状態が落ち着いたという医師の判断によって行われた、事件に対する最初のインタビュー。

[ 非公開 ]

《終了》

現在、ラドミル・テスラ博士の行方を捜索中です。

博士の身柄確保につながる有用な情報に対して報奨金が支払われます。



CREDIT

© 2019 HachiStudio
License: CC BY 4.0
画像はpixabayより引用(Pixabay License)。

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  • tyt-038.txt
  • 最終更新: 2019/06/12 19:49
  • by hachistudio