ss002

七つの呪い的な

私は、幻夢郷でのんびりしていたところ、突然、邪神の生贄となる呪いをかけられた。。

「邪神に喰われろ!」

その瞬間、俺の意志を無視して足が勝手に動き始めた。


《ヌクトーサとヌクトルー》の元に着いたのさ。

邪神「あんた誰よ?」

私「へぇ……実はあいあいはすたぁというわけでして。」

邪神「ふーん。でも今は同人誌の締め切りで忙しいのよ。」

私「はぁ……手伝いますか?」

邪神「人間じゃぁねぇ……冒涜的なベタ塗りも出来そうにないし……。」

というわけで私は別の邪神の元へと送られた。


《バイアグーナ》の前に立っていた。

邪神「貴様は受信料の取り立てに来たのか? うちにTVはないぞ!」

私「いえ、実は……。」

邪神「そうか、ニャルラトホテプ放送協会の取り立てじゃなくてよかった……。」

私「はぁ……。」

私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。


《ビアティス》の元に足を引き摺りながらも辿り着いた。

邪神「貴様は受信料の取り立てに来たのか? うちにTVはないぞ!」

私「いえ、実は……。」

邪神「そうか、ニャルラトホテプ放送協会の取り立てじゃなくてよかった……。」

私「はぁ……。」

私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。

それにしてもニャルラトホテプ放送協会って、そんなに取り立てが厳しいものなのか。


《ボクラグ》の元に辿り着いた。

邪神「あんた何?」

私「私ですか? 実は……。」

邪神「ふん。さっき生贄を屠ったばかりだから、腹は減っとらんのじゃ。」

私「はぁ……助かったのでしょうか……。」

当然そんなことはなく、私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。


《モルディギアン》の元にふと気が付くと着いていた。

邪神「おんしゃなにもんじゃ?」

私「実は……。」

邪神「ふん。今は用は足りておるわ。」

私「はぁ……。」

私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。


《リサリア》の目の前に着いた。

邪神「おんしゃなにもんじゃ?」

私「実は……。」

邪神「ふん。今は用は足りておるわ。」

私「はぁ……。」

私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。


《ヴーゾンファ》の目の前に辿り着いた。

邪神「アナタハダレデスカ?」

私「実は……。」

邪神「ワタシイママンプク。アナタハ、ベツノジャシンヘノプレゼントニスルネ」

私「はぁ……。」

私は再び別の邪神の元へと歩まされることとなった。


ついに頭に来た私は、やぶれかぶれになって自らの足を切り落とそうとした。

私が斧を自分の足に振り落とそうとした瞬間、周りの視界がゆらぎ気を失ってしまった。再び気が付いたときにはアザトホースの前に引き出されていた。

邪神は少しだけ目を開き軽く身じろぎした。ミリ・ニグリがどこからか表れて私を拾い上げる。

私の視界が揺らぎ……再び気が付いた時にはまたどこかの世界へ飛ばされていた。

元の場所に戻してもらえると思ったのに、そこは機械生命体が支配する異世界だった。

私は生き残っている僅かな人類を率いて戦ったが戦局はいっこうに良くならない。

追いつめられた私は、タイムマシンを使って自分を過去に送り込んだ。

気が付くと私は不思議な異空間にいた。その中心にある玉座には《アザトース》が鎮座していた。

邪神は私を見るや。

邪神「とく去れ!」

再び意識を取り戻したとき、私はまた現世らしき場所に立っていた。しかし、その世界では……。




CREDIT

© 2019 帝国妖異対策局
License: CC BY 4.0


評価
 stars  from 0 votes

  • ss002.txt
  • 最終更新: 2019/08/21 22:56
  • by tytman